導入製品
アクティブボード378
導入のきっかけ
開校時から全普通教室に導入。とりわけ重視したのが、教室の前面中央にメイン黒板として設置することだった。
2016年に創立100周年を迎える学校法人西南学院は、キリスト教主義に基づく教育を基盤に、保育所から大学院までを擁する西日本屈指の総合学園として発展を続けている。その中で専科の教員による授業や低学年時からの外国語教育など、特色あるカリキュラムで確かな学力の育成を図っているのが西南学院小学校だ。
さらに、「本校の授業をより魅力的に変え、児童の興味・関心を引き出すのに今や欠かせないツールになっています」と山下教諭が話すのが、教員が作成した教材などのPC画面を電子ボードに投影し、文字・画像・音声・動画などを同時に活用できる「アクティブボード」である。
同校では、これを開校時から全普通教室に導入。とりわけ重視したのが、教室の前面中央にメイン黒板として設置することだった。「これまで情報教育に携わってきた経験から、IWBは教室の中央に固定して欲しいとお願いしました。なぜなら、移動可能なものだと、使用頻度に差がついてしまうと考えられたからです。つまり、すべての先生にICTをより活用してもらうためには、IWBを普段から使える教室環境にすることが最善だと考えました」
次に、実際にアクティブボードを使っている感想を聞くと、まず書き心地が格段にいいことを挙げる。その上で「デジタル教科書を使った授業が多いため、子どもが顔を上げたまま対面式で行える点や、文書だけでは伝わりにくいイメージを膨らませるのに写真や映像を提示できること」と続けた。また、簡単に教材が作成できる付属のソフトウェア「アクティブインスパイア」も重宝しているという。
途中にはアクティブボードの画面に、班の制作状況をWi-Fi経由でミラーリングする機能を使って提示する工夫も。これは、最後に各班が発表する際にも活用していた。このように、アクティブボードは資料の提示や共通理解のツールとして活用し、学習のめあてやまとめなど授業の核となる部分は、IWBの両側に設置されたホワイトボードに板書して、子どもたちにしっかりとノートに記録させるよう配慮していたのが印象的だった。
(学習情報研究 2015年1月号掲載)